弘前公園に住んでいる白鳥

ココは弘前公園に40年近く住んでいたコブ白鳥です。桜ちゃん、シロちゃん、ガー子、コブちゃん、スーちゃん、隊長などたくさんの名前を持っていました。このブログにココの最後の約半年間(2019年8月2日~2020年1月5日)の毎日の様子を記録しました。ココが旅立った後、ココの思い出とともに公園に今生きているものたちについて記録していきます。

蓮池のカイツブリご一家

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本丸から眺める雨上がりの岩木山(5月25日朝)

散歩で出会う女性に、本丸にカイツブリの巣が見えるところがあることを教えてもらった。そこから蓮池を見下ろすと・・・

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本丸から蓮池を見る(5月25日朝)

巣の真ん中で親カイツブリが体を膨らませている。小さいお顔がぴょこん・・・他の雛たちも羽根の中に隠れているようだ。

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蓮池の対岸から。あれ、巣が空っぽ?(5月25日午後)

カイツブリご一家は別の場所に移動したかな?

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芦の茂みに新しい巣(5月26日午後)

蓮池の対岸から見て、最初の巣の約10m?左側の芦の茂みに新しい巣を作っている。ここなら、成長を続ける雛たちを安全に守れる。父と母はかしこい。

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朝日に照らされて・・(5月28日朝)

親カイツブリの後を4羽の雛が追っかけている。きっと、一番小さい雛が親の背中に隠れている。

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やっと5羽の雛を確認できた(5月28日午後)

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父と母は子育てに大忙し(5月28日午後)

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凜々しい5羽の雛。いきなり大きくなったみたい(5月29日午後)

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でも、やっぱり親と一緒がいいね(5月30日朝)

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親にぴったりくっつく幸せ(5月30日午後)

去年は7月に入ってから蓮池のカイツブリの雛たちが誕生した。今年はそれより1ヵ月半くらい早い。このところ、雨が続いていて、気温も上がらないから心配していたけど、雛たちはスクスク育っているようだ。

ここは蓮の葉っぱも芦の茂みもあるから、子育てに良い環境かもしれない。

中濠のカイツブリ夫婦は未だに戻ってこない。中濠は蓮も芦もないのに、ライトアップがしつこくなってきた。彼らは正しい選択をしたのだと思う。どこか良い場所を見つけていますように・・と願いながらも、まだ待っている。