親の背中が大好き
成長した子バンたちはこのところあちこちに広がって遊んでいる。この日は珍しく5羽が集まっていた。あと2羽もどこかにいるはず。
親バンも子供たちの成長にホットしている様子。まだまだ見守りは必要でしょうけど、頑張りましたね。
子カイツブリ(左)はオシドリご一家が近くを通っても動じない。
子カイツブリよりは大きいけれど、子オシドリは近くで見るとまだまだ小さい。
蓮池の子カイツブリは潜ったり、羽ばたいたりと自由に過ごしていたけど、親カイツブリに呼ばれると一目散に戻っていった。なんたってお父さんとお母さんが大好き。
この日(7月16日)の朝、杉の大橋の西側の濠の中央の巣は壊れかけて、平べったくなっていた。ご一家は杉の大橋の東側の遠くの辰巳櫓付近で過ごしていて、写真に収めることができない。
午後、巣はちゃんと修復されていた。このカイツブリ夫婦は危険がいっぱいのこの場所をどうして好むのか不思議である。
朝、濠の中央の巣はまたもや壊れかけていた。ご一家は杉の大橋の東側で過ごしていた。ときどき親は子供らを背中からふるい落とす。そうして泳ぐ練習を少しずつさせているように見える。子供らはまだまだ親の背中に入りたいみたい。安心だものね。
夫婦は新しい巣を完成させていた。濠の中央の巣よりも安全な場所。ここなら、雛たちを強い日差しや雨から守ることができる。ノスリの攻撃もかわせそう。安心。
午後の日差しの中、杉の大橋の欄干も熱いし、カメラの本体も熱くなっている。こんな状況でも、雛たちは親の背中に入りたい。親カイツブリは5羽を抱えて暑くないかな?