カルガモご一家(2)とカイツブリご一家(3)
「外濠のカルガモご一家」
10羽の雛を見た日(7月16日)の翌日に9羽しか確認できなかった。カラスとかいるし・・危険がいっぱい。
母カルガモは9羽の子をなんとか守っているみたい。
前日に会えなかっただけなのに、いきなり大きくなったように見える。びっくり。
お母さん、あなたの見守る姿はまるで観音様みたいです。
9羽の子どもは大きく広がって進むものだから、お母さんは右にいったり、左にいったり、ときどき出会う他のカルガモを追い払ったりと・・気を抜くことができない。
「蓮池のカイツブリご一家」
6羽生まれたという噂もあるけど、どうやら4羽かな?もうおんぶの時期は過ぎたらしい。子カイツブリたちは蓮の間をスイスイ元気に泳ぎ回っている。
先に生まれた子たちは、姿を見ないから既に巣立ったのかもしれない。
蓮が生長した蓮池は子育てに理想的なところ。蓮の下はカラスにもノスリにも見えにくいし、公園管理者は観光のために蓮を守りたいから、いきなり蓮が刈り取られる心配はない。あなたたちはここを生活の場に選択できたことは幸いです。
「中濠のカイツブリご一家」
中濠でのカイツブリの子育てを観察してから今年で4年目である。その間に石垣の草刈りが行われた記憶はない。また巣はいつも石垣側に作られていた。
カラスやノスリが卵を狙っても石垣に激突する可能性が高い。浮巣は石垣から少し離れているから、カラスやタヌキに襲われる可能性は低い。石垣から軒のように伸びた草は強い日差しとカラスやノスリの視界から卵や雛を守ってくれている。
石垣の草刈りは何のために行うのだろう。観光客は石垣を見て喜ぶのかな?
植物園側での営巣はむずかしいと思う。石垣がないから、カラスやノスリやタヌキに簡単に狙われる。
このところ、親カイツブリは1羽しか見かけなかったから、どこかで抱卵しているかと想像していたけど、どうなのかな?無事かな?
西濠のボート乗り場付近に成鳥のカイツブリがいた。ボート乗り場の南側に巣を作ろうとしていたカップルのうちの1羽かもしれない。ヨシが少しだけ残されたから、そこに営巣できる可能性がある。9月初めまでに雛が生まれたら11月初めには巣立つことができる。
ボート乗り場の南側のヨシがどんどん伸びて彼らを守ってくれますように!