第6の巣
このカイツブリ夫婦は、杉の大橋の西側に第1の巣(3月5日に確認)、東側に第2の巣(3月10日)、西側に第3の巣(3月23日)、西側の別のところに第4の巣(3月26日)を作った。
公園閉鎖(4月10日)前まで、第4の巣でおそらく4個の卵を温め続けていた。閉鎖中に何が起きたか分からないが、雛の姿はない。
この杉の大橋の東側の巣は、私が確認できた5番目の巣である。5月24日の朝、カイツブリのことを教えてくれた女性のご主人が1個の卵が映った写真を見せてくれた。スゴイ!
どうしたのだろう?第5の巣が壊れている。もともと不安定な場所で心配していた。風に巻かれてしまったのか?1個の卵は水没したのか・・・胸騒ぎがする。
巣は壊れた直後なのだろうか?1羽のカイツブリが杉の大橋の西側から泳いできて、壊れた第5の巣の前で立ち尽くした。
一瞬のこと・・・。
西側からやってきたもう1羽と合流して、一緒に杉の大橋の西側へ戻る。
再び巣を作り出すようだ。これが6番目の巣。第5の巣よりも安定した場所。
去年はこの中濠で8月に卵を温め続け、やがて4羽の子供を立派に育て上げた。カイツブリのことを教えてくれた女性は、去年も何度も巣を作り、失敗を繰り返していたと言っていた。
カイツブリ夫婦はせっせと第6の巣のための材料を集め始めた。
ひたむきな夫婦の姿を見ていると、心のざわつきが消えていく。前を向かなきゃね。ありがとう。