生まれたての子バン
7月25日(朝)、杉の大橋の東側で1羽の親カイツブリがときどき甲高い声を出している。それ以外は静寂。他のカイツブリたちの気配は全くない。どうしたのだろう?
心配しながら見回していたとき、夫が杉の大橋の東側のずっと遠くの辰巳櫓付近の枝にノスリが止まっているのを見つけた。
どうやら、この親カイツブリは、遠くにいるノスリから家族を守るために1羽で警戒していたようだ。ノスリはやがて東の空へ飛んで行った。
ノスリが去ってから、杉の大橋の東側で警戒していた親カイツブリが「もう大丈夫だよ」と家族に合図を送ったようだ。杉の大橋の西側の博物館側から、ピヨピヨと声がしてきて、もう一方の親と5羽の雛が姿を現した。みんな無事。
今日(7月29日)の午後、ご一家は数日ぶりに写真を撮れる範囲で過ごしていた。ピンボケだけど・・。1羽の子カイツブリ(手前)がしきりに羽根をばたつかせている。ムズムズしているのかな。
杉の大橋の西側の中央にあった危険な巣はなくなってしまった。ご一家の行動範囲が広がっているから、別のところに新たな巣を作った可能性がある。
7月27日(午後)、蓮池の4羽の子カイツブリもずいぶん成長し、親カイツブリもホットしていることだろう。そう思いながら、蓮池を去ろうとしたときに・・出会ってしまった。
別にあなたが嫌いなわけではないのですよ。カイツブリたちが一生懸命子育てをしているので邪魔をしないで欲しいなと思っているだけです。どうかよろしくお願いします。
7月28日(朝)、三角池に活動的な7羽の子バンたちが久しぶりに勢揃い。体の色が灰色のせいか、黒い親よりも大きく見える。
7月29日(午後)、何やら、小さい黒いものが・・と思ったら、生まれたての子バンだった。
写真には2羽しか写っていないけど、夫は3羽を確認したと言っている。
昨日(7月28日)の朝から親バンが近づいてくるカルガモを追っかけていた。こんなに大きくなっても子バンを守らなければならないかと思ったけど、なるほど・・・。
7羽の子バンと生まれたての子バンは兄弟のように仲良しに見える。やはり、同じ親から生まれましたか?