弘前公園に住んでいる白鳥

ココは弘前公園に40年近く住んでいたコブ白鳥です。桜ちゃん、シロちゃん、ガー子、コブちゃん、スーちゃん、隊長などたくさんの名前を持っていました。このブログにココの最後の約半年間(2019年8月2日~2020年1月5日)の毎日の様子を記録しました。ココが旅立った後、ココの思い出とともに公園に今生きているものたちについて記録していきます。

ノスリとか雨とか・・・

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杉の大橋の西側。巣にカイツブリがいない(6月25日朝)

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カイツブリ夫婦は濠の中央あたり(6月25日朝)

この朝(6月25日)もカイツブリ夫婦が巣から離れていた。またもや鷹が側にいるかもしれない・・心配。カイツブリのことを教えてくれた女性は「何してるの、早く巣に戻って」と語り掛けていた。

しばらくヤキモキして眺めていたら、橋に面した西側の木々の間から鷹がカイツブリをめがけて急降下し北東へ飛んで行った。カイツブリ夫婦は無事であった。

カイツブリのことを教えてくれた女性によると、あの鷹はノスリであり、カイツブリは潜れるので、巣にいるよりも水面にいた方が安全である。

ノスリが狙っていることに気付いた夫婦は、自分たちを標的にさせ、潜ってノスリの攻撃を避けて見せることによって、「私たちを狙っても無駄ですよ」と分かってもらうために、わざわざ濠の中央にきていたのかもしれない。

ノスリさん、あなたも食べ物が必要でしょうが、このカイツブリ夫婦はこれまで十分に苦労してきましたから、どうかこの夫婦のことはあきらめてください。

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あなたたちも大変ですね(6月25日午後)

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安心して卵を温める続けることができますように(6月25日午後)

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雨が2日間続いた(6月27日午後)

雨のせいで巣が少し奥の方に移動したように感じる。浮巣はちょっと儚い。どうかこのカイツブリ夫婦が無事でありますように。

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蓮池のカイツブリは順調のようです(6月27日午後)

蓮池のカイツブリに気付いたのは6月9日だった。そろそろ雛に会える頃だと思うけど、まだかな?いつから卵を抱き始めたかは分からないけど、この夫婦も、中濠のカイツブリと同様に、これまでいろいろ苦労してきたのかもしれない。あなたたちも無事でありますように。

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賀田橋あたりの水路にカルガモ親子(6月25日午後)

賀田橋付近の水路の片側でカルガモ親子が身を潜めていた。気付かれないように写真を撮らせてもらう。

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ボート乗り場の南側にカルガモの母(6月28日午後)

写真には写っていないけど、この母カルガモは羽根を精一杯広げて子供たちを包んでいる。母はエライ!

このところ、蓮池で超元気に泳ぎ回っていたカルガモの子らがいない。西濠の元ちゃんに似ている母カルガモの家族も姿を見せない。どこに行ったのだろうか?みんな無事でありますように。

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工業高校の前の池にバンの親子(6月26日午後)

バン来いおじさんが餌をまいたに違いない。これまで7羽の雛を確認。もう一方の親と他の雛たちは芦の茂みに隠れている。みんな無事に育ってね。