「毎日餌をやっている」ことについて
朝、杉の大橋の植物園側の中央右側の水際に木が生えているところにうずくまっている。スーちゃんと呼ぶ人たちからパンをもらったようだ。近づくと、パンを食べようとしているが、目の前には氷が張っているため、水と一緒に飲み込めず、あせっている様子。喉詰まりになったら大変。
危機を感じた夫は棒を探して、ココの周りの氷を割った。公園関係者にとっては迷惑千万の行為であると分かっているが、この状況では致し方ない。ココはスーちゃんグループからもらったパンを水と一緒に食べて、少し元気を取り戻して動き出した。ココ、どうか石橋に向かって進んでちょうだい!石橋付近にいたら公園の人があなたを助けてくれる。
午後、どうか石橋へ移動していて欲しいと願っていたが、依然として杉の大橋の下にいた。気温が上がっても期待したほど氷は溶けていない。それでも、今朝よりも元気そうだ。少し安心。パンとキャベツのかけらが落ちている。ココはもう少し食べたそうにしている。カルガモもいないため、パンをゆっくり食べてもらえた。
公園は毎日餌をやっていると言っている。昨日と今日は、氷に閉じ込められたため、石橋の餌場にたどり着くことができなかった。そのため昨日は食べることができず、今日は市民が持ってくるパンで飢えをしのいでいる。
仮に、今ココが杉の大橋から左沿いに移動して石橋に到達できたとしても、そこは落ち葉だらけ。本当は、ココが毎日餌を食べることができる環境を整えてこそ、「毎日餌をやっている」と言えるのではないかな?物理的な問題で餌が食べられない状態を放置していいのだろうか?
毎日散策していて公園で作業している人たちが忙しいのは十分に理解しているつもりであり、本当に感謝している。でも、少しだけココの命に対する意識を高めたら、この状況を改善できると思うが・・・。
ココ、現状ではあなたがどうにかして石橋の餌場に行かないと死んじゃうよ。冷え込む前に石橋にたどり着いて、明日の朝は公園の餌を食べてね。