ずっと応援しているよ
朝、湿った雪が降り続いている。昨夜はこの寝床の奥で休んだのかもしれない。そうであってほしい。
脚の力だけでは足りないで、首を使って懸命に石橋へ向かって進んでいる。
朝、石橋から遠くにいた。杉の大橋方面に向かっているようだ。夫と2人で一生懸命「ココ~、ココ~」と叫んだら、石橋に戻ってきてくれた。
脚が弱っているためか、雪混じりの水が重いためか、脚の力だけでは足りなくて、首も使って進んでいる。パンを食べた後、再び脚と首を使って杉の大橋方面へ向かっていった。
見ていて切なくなる。そこまでしなくても、石橋にとどまって餌係の人を待った方がいいのに。でも、脚が痛いなら首を使ってでも前に進む、ココはこうやって生き抜いているのだろう。
ココ、あなたのことをずっと応援しているよ。あまり遠くに行かないで、夕方にはどうか石橋にいてください。お願いします。
一日中湿った雪が降り続いている。ココは石橋の右側に上陸していた。朝、杉の大橋方面に向かって行く姿を見て、前に進むココを応援しようと思ったけど、やっぱり、再び氷に閉ざされたらどうしようと不安だった。石橋付近にいるココの姿を見て安堵。本当にありがとう。
既に誰かからパンをもらって満足しているみたい。ココ、体を十分に休めてください。また明日ね。
この傾きは、わざと餌を食べやすくしているのかな・・・?
春が来るまで、ココがもう二度と氷に閉じ込められないよう、濠を覆ったみぞれがしっかり凍ってほしい。厚い氷になれ!
仲良しの2羽は同じ方向を見ている。