雨からの贈り物
朝、石橋の餌場周辺をゆっくり泳ぎながら餌係の人を待っているようだった。昨夜からの雨で濠の水がきれいになった。
午後、たくさんの名前を持つ白鳥は石橋の左隅で眠っていた。休日の雨。静か。濠の両側からの騒音もない。こんなに近くでココの眠っている姿を見ることができて幸せである。驚かさないようにそっと写真を撮った。また明日。
朝も午後も、カイツブリご一家は杉の大橋の植物園側にいた。雨の中、4羽の子供らはまるでイルカのように潜っては顔を出しを繰り返し、なかなか写真に収めることができない。特に末っ子は潜りが得意かもしれない。今日は潜って約3メートル先で顔を出した。体もずいぶん大きくなっている。父と母の懸命な子育てのおかげである。