ピュルールルルルー
最近のお気に入りの場所で朝日を浴びながらくつろいでいた。近くではカイツブリの家族がピュルールルルルー、ピュルールルルルーと高い声で鳴きながら、子供たちを特訓していた。たくさんの名前を持つ白鳥は、中濠の仲間であるこのカイツブリ夫婦が巣作りを繰り返し、ようやく4羽の子供を授かって、今一生懸命子育てしているのをずっと見守っている。
午後、白鳥は石橋の餌場に来ていた。お腹がすいたのかもしれない。カモたちもたくさんいる。カモはお年寄りの白鳥よりもスピーディーなため、白鳥を取り囲んでパンを取ってしまう。私たち(主人と)は、二手に分かれて、カモを分散させる方法をいろいろ試している。今日、白鳥は少し多くのパンを食べることができた。
白鳥が餌場を去った後、オシドリたちがやってきて餌箱に頭を突っ込んでいた。公園は朝だけ餌やりをしている。この餌は、オシドリやカルガモやカラスたちも食べることができるため、基本的に餌が足りないと思う。
毎日のように出会う大きなカメラを持っている男性が、長坂でわざわざ立ち止まって、「あそこの、あの杭にカワセミがいますよ」と教えてくれた。おかげで久しぶりにカワセミを写真に収めることができた。
蓮池の、枝がアーチになっているところに雄のオシドリが止まっていた。その後、雌がやってきた。仲良しのようである。
オシドリのカップルのすぐ下に、単独のカイツブリがいた。凜々しい。
朝、カイツブリの家族は植物園側にいた。父と母は、二手に分かれて、広範に動きながら子供たちを特訓しているように見えた。午後は、杉の大橋の植物園側で、やはり二手に分かれて特訓しているようだった。親は高い声で鳴いて子供らを呼び、すぐ潜ってまた遠くから呼び寄せる。子供らの泳ぐスキルは確実に高まっている。
夕方近く、特訓が終わり、親はピュルールルルルーと鳴いて、子供らを巣に戻した。