心配でたまらない
朝、博物館側の左隅で羽根づくろいをしていた。気温約8℃。穏やかである。
紅葉祭りの準備が本格化した。白鳥、カルガモ、オシドリ、コガモ、カイツブリが生活の場としているこの大切な中濠に、菊人形船が設置されてしまった。カルガモ、オシドリ、コガモ、カイツブリは住む場所を選択できるが、飛べない白鳥はここにいるしかない。昨年の祭り期間、白鳥は植物園の檻に入れられた。公園と観光課は今年のねぷた祭りから白鳥との共存を目指し始めた。大前進である。しかし、やはり、ここで生活している生き物たちに苦労を強いている。そこまでやる必要がどこにあるのか?
公園管理者は白鳥に十分に配慮すると信じているが、それでも心配でたまらない。祭り期間中、ココが無事でありますように。水中のワイヤーで怪我をしませんように。
そこに生きる物たちに迷惑をかけない祭りに進化しますように。
朝、杉の大橋の植物園側でカイツブリご家族6羽を確認した。活発に潜って餌を探している。2羽の子供は親から離れて過ごしていた。その内の1羽が水面を10メートル近く飛んだ。写真に収めることはできなかったけど、ちゃんと目撃したよ。
午後、辰巳櫓付近に3羽、石橋から遠くに1羽を確認した。
カイツブリのご一家が水中に張られたワイヤーで怪我をしませんように。