個と社会
朝、杉の大橋の植物園側の右橋の岸に上がっていた。立ったまま羽根づくろいした後、平らなところに数歩ヨタヨタと歩いて行って座り、また羽根づくろい。足で頭をかくことができる。
写真を撮っていたら、スーちゃんと呼ぶ人たちの話し声が聞こえてきた。どうやら既にスーちゃんにパンをあげたみたい。今日はカルガモが3羽しかいなかったから、スーちゃんの分け前が多かったとのこと。どうりでスーちゃんは満足そうである。それにしても、カルガモやカイツブリはどこに行ったのか?
午後、植物園側の石橋から遠いところで1羽で過ごしていた。今日はそういう気分なのかもしれない。
今日はカルガモも、オシドリも、カイツブリも植物園側の石橋付近に集合していた。どうしてだろう?白鳥の1羽でいたいという気持ちを尊重したのかな?
カルガモやオシドリたちが静かに休んでいる中で、カイツブリの父と母はせっせと子供たちに餌やりをしていた。父と母はそうすることによって、子供たちを多様な社会の中で暮らせるよう訓練しているようだ。11月の初め頃には子供らを巣立たせなければならない。