弘前公園に住んでいる白鳥

ココは弘前公園に40年近く住んでいたコブ白鳥です。桜ちゃん、シロちゃん、ガー子、コブちゃん、スーちゃん、隊長などたくさんの名前を持っていました。このブログにココの最後の約半年間(2019年8月2日~2020年1月5日)の毎日の様子を記録しました。ココが旅立った後、ココの思い出とともに公園に今生きているものたちについて記録していきます。

個と社会

 

f:id:cocokai:20190929164122j:plain

杉の大橋の植物園側の右隅(朝)

f:id:cocokai:20190929164311j:plain

岸辺に上がったばかりかな?(朝)

f:id:cocokai:20190929164406j:plain

平らな方に少し歩いてから座った(朝)

f:id:cocokai:20190929164523j:plain

足で頭をかいている(朝)

朝、杉の大橋の植物園側の右橋の岸に上がっていた。立ったまま羽根づくろいした後、平らなところに数歩ヨタヨタと歩いて行って座り、また羽根づくろい。足で頭をかくことができる。

写真を撮っていたら、スーちゃんと呼ぶ人たちの話し声が聞こえてきた。どうやら既にスーちゃんにパンをあげたみたい。今日はカルガモが3羽しかいなかったから、スーちゃんの分け前が多かったとのこと。どうりでスーちゃんは満足そうである。それにしても、カルガモやカイツブリはどこに行ったのか?

f:id:cocokai:20190929164640j:plain

石橋から遠いところで(午後)

f:id:cocokai:20190929164732j:plain

静かに藻を食べている(午後)

午後、植物園側の石橋から遠いところで1羽で過ごしていた。今日はそういう気分なのかもしれない。

f:id:cocokai:20190929164805j:plain

蓮池。カルガモのオレンジ色の脚(午後)

f:id:cocokai:20190929184006j:plain

石橋付近。カルガモ、オシドリ、カイツブリ(朝)

f:id:cocokai:20190929180146j:plain

みんながいるところで餌やり(朝)

f:id:cocokai:20190929180311j:plain

午後もみんながいるところで餌やり

f:id:cocokai:20190929180401j:plain

社会生活を学習している(午後)

今日はカルガモも、オシドリも、カイツブリも植物園側の石橋付近に集合していた。どうしてだろう?白鳥の1羽でいたいという気持ちを尊重したのかな?

カルガモやオシドリたちが静かに休んでいる中で、カイツブリの父と母はせっせと子供たちに餌やりをしていた。父と母はそうすることによって、子供たちを多様な社会の中で暮らせるよう訓練しているようだ。11月の初め頃には子供らを巣立たせなければならない。