雪ん子
「冬の散歩」
この冬は大雪。雪かきで疲れぎみだけど、私たちにとって散歩は大事な日課である。
でも、除雪車が通過した後のツルツル路面は怖い。特にその表面を新雪が覆っているときは要注意である。そのフワッとした雪の下はスケートリンクのようになっていて、ちょっと気が緩むとスッテンコロリとなる。公園も同じ。除雪はありがたいけど、歩行者の安全を守れる方法はないのかな?複雑な農機具を作る技術があるのだから、本気で取り組めば、ツルツル路面にしない除雪車を開発できると思うが・・・。
そんなことを考えていたら、いい感じの雪道を見つけた。
公園の作業を行うために作られた道のようだ。圧雪状態になっていないので、転倒の心配はない。作業のためとはいえ、この雪道が公園のあちこちに作られたことを知ったら、子どもたちはきっと思いっきり遊べるだろうな。雪合戦とか鬼ごっことか。
そして、こんな感じの歩道が弘前の冬の標準になったらどんなにいいだろう。夜にはランタンの穏やかな灯りがいいな。弘前は魅力的な町になると思う。
「めんこちゃんたち」
散歩の途中、雪ん子に出会った。
ウサギちゃんかな?親子かな・・?
「あのね・・冬って面白いでしょ」って、話しかけているみたい。
上のお顔が「わ~面白~い」とうれしそうで、下のお顔が「おいおい、気をつけろよ」って言っているみたい。
「普段は姿を見せない動物たちの足跡」
お日様、お日様、ルンルン・・そんな気持ちだったのかな。
「西濠の水鳥たち」
マガモのカップルとオオバンは西濠で越冬してくれている。それにしても、去年に比べると、水鳥の種類が少ないように感じる。カッコイイ冬毛をまとったアオサギの姿も見ないし、キンクロハジロも来なかったし・・。この冬は厳しすぎるのかな。
「西濠の水面」
1月は寒波が何回かやってきて、このまま雪が降り続くのかと心配したが、2月に入り晴れの日が続いてくれた。西濠の水面も広がり、カルガモたちもほっとした様子。もうすぐ3月というときに、またもや大型寒波。再び水面が狭くなった。それでも春は確実に近づいている。カルガモさんたち、もう少しの辛抱だよ。
「白い雪と青空」
湿った雪のために、雪の塊がぼんぼりのように枝にくっついている。こんなに積もっても、やっぱり春は近いのだ。白い雪と青い空がうれしい。
青空が顔を出したとき、ニーニーと小鳥の声。ヤマガラが飛び交っていた。