ちょっといい感じの西濠
「朝霧の西濠」
西濠のボート乗り場の南側の左側の岸辺の木でたくさんのスズメが休んでいる。まるで「スズメのなる木」。
「霧が晴れた西濠」
渡り鳥の季節が始まった。ようこそヒドリガモさん。しばらく西濠で休んでいってください。
今年生まれた青年カルガモたちだと思う。低空飛行を繰り返している。がんばれ~!
青年カルガモたちが飛ぶ練習をしているとき、手前のヨシの茂みでカイツブリご一家が静かにお休み中。カルガモたちの騒ぎは気にならないらしい。
カイツブリの巣の左側のヨシの茂みに親バンがいたけど、何をしているのかな?このバンもカルガモたちの騒ぎを気にしない。このバンは夫婦でときどき姿を見せてくれるが子バンはもういない。子育ては無事終了したようだ。
カイツブリご一家はボート乗り場の南側の小さな濠から桟橋をくぐって北側の大きな濠にやってきていた。もう雛とは呼べなくなった。いつの間にか親カイツブリとほぼ同じ大きさになっている。潜ることもできる。
この大きな濠の春陽橋付近で丸まって浮かんでいるのは・・
そして春陽橋の北側で・・・
これまで西濠で確認した青年カイツブリは最大で7羽。中濠や蓮池で生まれた子どもたちかもしれないし、他からやってきた子たちかもしれない。カイツブリは渡り鳥ではないが、冬になると大部分が凍ってしまう西濠では十分な餌を取ることができない。彼らはどこかの凍らない水面で越冬することになる。この調子だときっと生き抜けると思う。
カイツブリご一家の子育ての真っ最中に、たくさんのカルガモがぷかぷかしたり、また岸辺にずらりと並んだり、青年カイツブリや青年カルガモたちが飛行訓練をしていたり、そして渡り鳥が体をやすめていたり・・・このところの西濠はちょっといい感じである。
最近、春陽橋の北側の外濠との境目にアオサギとオシドリたちがいることが多い。ピンボケ写真が残念だけど、この西濠の風景もちょっといい感じ。
中濠のカイツブリご一家の今年2回目の子育ても順調のようだ。
先に生まれた子どもたちは単独行動が多くなり、自分で餌を取れるようになっている。兄姉に追いつかず餌をもらい損ねることが多かった末っ子(おそらく上の写真の子)は、ただいま親の愛情を独り占めしているみたい。
蓮池のカイツブリの2回目の子育てもおそらく順調だと思うが、全面に広がった蓮のせいで確認できていない。
蓮池のオシドリ親子のことがずっと気になっていたけど、9月は全く会えなかった。
最近、親子はまだ蓮池で暮らしていて、子どもは親と同じ大きさになっているという話を聞いた。うれしいニュースである。