暑さなんかへっちゃら
小っちゃい黒いふわふわは、約1ヵ月でこんなに変身。既に巣立った、面倒を見てくれた姉ちゃん兄ちゃんの姿にそっくりになった。メキメキと成長の音が聞こえそう。
いつものバンの鳴き声はクルックルッとう感じだけど、今朝(9月3日)は少し違って、父と母が若干低いしわがれた声で会話をしているようだった。「今日は暑くなるから、そっちの池よりこっちの池がいいよ」なんて・・・。
話し合いの結果、やはり三角池にとどまったのかな?
今日(9月3日)の最高気温は36.7度(15:37)。ちょうど散歩をしているとき。子バンらは暑さに負けていなかった。離れたところにいる親バンたちは、やはりいつもとは違う声で話している。朝の声よりも少し高音で澄んでいる。
8月27日(朝)、蓮の中にヒョイと親カイツブリが見えた。蓮はご一家が隠れるのにちょうどいい。近頃では、1羽の親カイツブリと1羽の小カイツブリにしか会えない。他の子たちは巣立ったのかもしれない。
9月2日(午後)、蓮池で子カイツブリをじっと見ていたら、突然に10mくらい低空飛行した。この子の巣立ちも近づいている。
西濠では、大人のカイツブリや子カイツブリを見たり、見なかったりで、定着している感じはない。9月1日(朝)、この子カイツブリの近くには大人のカイツブリもいた。最近めったに姿を見せなくなった、蓮池のもう一方の親と巣立った子かな?
末っ子といっても、体は親と同じくらいになっている。今朝(9月3日)は父と母と5羽の小カイツブリを確認できた。中濠のカイツブリご一家はみんな順調に暮らしている。
9月3日午後、36.7度という尋常ではない暑さの中、父と母と小カイツブリ4羽が、杉の大橋付近に散らばってゆったり過ごしていた。姿を見せない子カイツブリ1羽は、いつもマイペースなあの子だと思う。きっと家族から少し離れたところで物思いにふけっている。
公園が閉鎖された後、弘前公園からカルガモとオシドリが姿を消した。近頃ようやく戻ってきてくれて、いつもの公園になったように感じる。