夏から秋・・いろいろある
8月下旬から朝晩の気温がストンと下がり、セミの声に代わって秋の虫の音や小鳥たちの声が聞こえてくる。こんなに早くはっきり秋を感じるのは初めてかもしれない。
「ボート乗り場の南側のバンご一家」
8月中旬あたりだったか、再び巣作りをしている様子があったけど、どうやら雛の誕生はなかったようだ。いろいろあるよね。
7月に生まれた子バン(5羽)の数が徐々に減ってきて、最近は1羽しか見かけない。隣の西濠では子バンが1羽で泳いでいた。少しずつ巣立っているということですね。
「三角池のバンご一家」
三角池の子バンたちは成長して、優雅な出で立ちになった。彼らが向かう先には、親バンと生まれたての雛バンがいる。
三角池のバン夫婦にこの夏2回目に生まれた雛。1回目(7月初旬)は9羽を確認できたけど、今回は1羽だけ・・いろいろあったのかな?
この日(9月1日)、雛バンは好奇心一杯でキョロキョロしている。父母バンは近くで見守っていた。9月3日(午後)にも元気な姿を確認できた。でも、その後は姿が見えない・・・何かがあったのかも。
辛いことがあったのですか?・・・先に生まれた9羽の子供たちの多くは巣立ったみたいですね。今日(9月11日)見かけたのは2羽だけです。あなたたちの姿もこのところ見えませんが、すでに南に向かったのでしょうか。どうか体に気をつけてくださいね。
「中濠のカイツブリご一家」
中濠のカイツブリ夫婦は、8月に入ってから交替で抱卵し、巣を修復し、7月に生まれた子カイツブリたちに潜水や飛行の訓練をさせたり、餌をやったりとめまぐるしく働いていた。そして8月31日午後、2羽の雛が誕生。9月1日朝には、まだ孵化していない2個の卵があった。
9月3日午後、水中に浮かぶ3羽の雛が親から餌をもらっていた。きっと4羽目の雛が親の背中に隠れているはず。
カイツブリご一家は、抱卵していた巣から反対側のヨシの茂みに引っ越した。杉の大橋からはかなり遠くなったけど、かろうじて、父母と4羽の雛を確認できた。元気そうにしている。
この日(9月11日)、ご一家が杉の大橋付近まで遠征してくれた。みんな元気そうでなにより。1羽(末っ子かな?)は親から離れたくないみたい。
暑さが少し戻ってきた。これまで静かにしていたミーンミーンミーンもツクツグボーシも聞こえる中、岸辺のカルガモたちの側でカイツブリご一家がゆったりしている。雛たちにとってお日様は大切。ビタミンDをたっぷり作ってみんなしっかり成長してね。
「7月中旬に生まれた子カイツブリたち」
7月中旬に生まれた5羽の子カイツブリのうち2羽が元気一杯に飛ぶ練習をしていた。青春という感じ。
別の写真によると、1羽は親で1羽が子供。親はまだ残っている子供を追い立てて、巣立ちを促していたのかもしれない。その後、子カイツブリの姿をみない。
西濠でも仲良しのカイツブリ夫婦を見かけていたが、雛の誕生は確認していない。
蓮池のカイツブリ夫婦に2回目に生まれた4羽の雛が潜水もできるようになっていた頃、人の話によると1羽がノスリにさらわれたらしい。本当にいろいろある。その後、全面に広がった蓮のせいで、写真に収めることはできないけど、3羽がちゃんと育っているのを確認できた。みんな、ノスリやカラスには気をつけるのよ!
西濠では、蓮沼や中濠で先に生まれたと思われる青年カイツブリたちが生き抜く力を身につけるために訓練しているようだ。