餌の小山
朝、最低気温は-3.6℃だけど、西濠の氷は意外に広がっている。カルガモもアオサギも丸くなって休んでいたが、暗すぎで写真を撮ることができない。散歩の帰り道、亀紺橋の下でダイサギが可愛いお顔を見せてくれた。
午後、西濠のカルガモたちが「パンおじちゃん」を追いかけて上陸した。このおじちゃんは細かくしたパンをたくさんカバンに詰めて持ってくる。ときどき奥さんも一緒。
おそらく、既にパンをあげてしまったのだろう。珍しく、もっとくれると勘違いしたカルガモたちがおじちゃんの後を追って上陸したが、もうないことが分かり、すぐに引き返した。オレンジ色の脚が何とも愛らしい。
あの「バン来いおじさん」も既に餌をやったようだ。バン来いおじさんの餌はパンではなく穀物である。おじさんは穀物をまくのではなく、餌の小山をたくさん作ってカルガモたちが広がって食べれるようにしている。
例の羽根を怪我したカルガモは、去年の暮れころまで群れと一緒にいたのに、真冬になってからなぜか群れから離れている。このカルガモが現れる秘密の場所にも新しい餌の小山ができていた。最近、餌の減りが少ないので心配していたけど、その小山のところで、久しぶりに元気な姿を見ることができた。なんとか頑張って生きているみたい。嬉しい。