バン来いおじさんとカルガモ
ここしばらく、西濠でキンクロハジロがカルガモに混じって暮らしている。カルガモは旅のものを集団でいじめることはない。やさしいのかもしれない。
アオサギが1本脚で立っている。こんなに細いけど丈夫な脚。頭をすぼめると何となくフクロウのような雰囲気になる。
ダイサギはハンティングの最中。
ココがいなくて寂しそう。
ココは石橋の右側にカルガモたちと一緒に上陸して、羽根つくろいをしていることがよくあった。朝の2羽はそのときのカルガモかな。ココの匂いが残っているでしょ?会いたいね~。
午後、西濠でカルガモとスズメが一緒に餌を食べていた。
あの「バン来い」おじさんがまいたのだと思う。去年、最後まで公園にいた1羽のバンはとても恥ずかしがり屋でいつも茂みに隠れていたが、このおじさんが「バン来い」と言うとちゃんと姿を現した。以来、私たちは敬意を持ってこの方をバン来いおじさんと呼んでいる。
バン来いおじさんは、毎日カルガモたちのために大量の餌を持ってくる。きっと餌代がかさんで、年金暮らしだったら相当厳しいのではないかと思う。
去年の秋あたりから、西濠に羽根を痛めた1羽のカルガモがいる。バン来いおじさんはそのカルガモを特に気に掛けていて、このカルガモがいそうな場所に特別に餌をまいている。おかげでそのカルガモは今日も元気な姿を見せていた。