弘前公園に住んでいる白鳥

ココは弘前公園に40年近く住んでいたコブ白鳥です。桜ちゃん、シロちゃん、ガー子、コブちゃん、スーちゃん、隊長などたくさんの名前を持っていました。このブログにココの最後の約半年間(2019年8月2日~2020年1月5日)の毎日の様子を記録しました。ココが旅立った後、ココの思い出とともに公園に今生きているものたちについて記録していきます。

バン来いおじさんとカルガモ

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西濠にキンクロハジロとカルガモ(朝)

ここしばらく、西濠でキンクロハジロがカルガモに混じって暮らしている。カルガモは旅のものを集団でいじめることはない。やさしいのかもしれない。

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ボート乗り場の南側にアオサギ(朝)

アオサギが1本脚で立っている。こんなに細いけど丈夫な脚。頭をすぼめると何となくフクロウのような雰囲気になる。

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三角池にダイサギ(朝)

ダイサギはハンティングの最中。

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石橋の右側にカルガモ(朝)

ココがいなくて寂しそう。

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2019年12月25日(午後)

ココは石橋の右側にカルガモたちと一緒に上陸して、羽根つくろいをしていることがよくあった。朝の2羽はそのときのカルガモかな。ココの匂いが残っているでしょ?会いたいね~。

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西濠にカルガモとスズメ(午後)

午後、西濠でカルガモとスズメが一緒に餌を食べていた。

あの「バン来い」おじさんがまいたのだと思う。去年、最後まで公園にいた1羽のバンはとても恥ずかしがり屋でいつも茂みに隠れていたが、このおじさんが「バン来い」と言うとちゃんと姿を現した。以来、私たちは敬意を持ってこの方をバン来いおじさんと呼んでいる。

バン来いおじさんは、毎日カルガモたちのために大量の餌を持ってくる。きっと餌代がかさんで、年金暮らしだったら相当厳しいのではないかと思う。

去年の秋あたりから、西濠に羽根を痛めた1羽のカルガモがいる。バン来いおじさんはそのカルガモを特に気に掛けていて、このカルガモがいそうな場所に特別に餌をまいている。おかげでそのカルガモは今日も元気な姿を見せていた。