たくさんの名前
朝、石橋の上から、餌係の人が「ガ~子、早くきなさい」と叫び、先に集まってくるカルガモには「お前たちではない!」と言っていた。じらしながら泳いでくるココにしびれをきたし、「10年前に比べると目も耳も悪くなった」と嘆いていた。でも、ココはあまりお腹が空いていなかったのだと思う。ときどき目が心配になることはあるけど、耳は大丈夫。
私の知る限り、餌係の人たちは「ガ~子」とか「ココ」と呼んでいる。40年以上も公園の白鳥たちを世話してきた方が「ココ~、ココ~」と言いながら餌をやっていたのに出くわして、私たちは「ココ」と呼ぶことにした。
ココにはその他にもたくさんの名前がある。朝に杉の大橋付近で出会う人たちは「ス~ちゃん」、一部のラジオ体操のグループは「桜子ちゃん」、朝に石橋付近でときどき出会う人は「コブちゃん」、昼近くにパンを持ってくる人たちは「シロちゃん」と、それぞれ呼んでいる。インターネットの情報であるが、弘前福音キリスト教会では「白鳥麗子さん」と呼んでいるみたい。
今朝ココがあまりお腹が空いていないのは、スーちゃんと呼ぶ人たちからパンをもらったためではないかと思う。
気温が上昇した午後、観光舟の乗り場付近で漂っている。お腹は空いていないようなので、呼ばないでそっと帰ることにした。また明日ね。
少し暖かい朝、西側の桜のトンネルを歩いていたときは2羽しかいなかったが、散歩の帰り道では19羽になっていた。後で17羽が岩木川方面からやってきたのだろう。
午後、西濠に13羽、蓮池に2羽のカワアイサを確認。光を受けて体の色が輝いている。
朝、ボート乗り場の反対側にはダイサギしかいなかった。ちょっと寂しいと思っていたら、蓮池のあずまや付近にダイサギとアオサギがいた。ずいぶん水位が下がり、歩きにくそうである。ダイサギはときどき小さくジャンプしながら位置を変えていた。
左がダイサギで右がアオサギ。2羽の距離が少し離れている。誰だったそういうときがある。