弘前公園に住んでいる白鳥

ココは弘前公園に40年近く住んでいたコブ白鳥です。桜ちゃん、シロちゃん、ガー子、コブちゃん、スーちゃん、隊長などたくさんの名前を持っていました。このブログにココの最後の約半年間(2019年8月2日~2020年1月5日)の毎日の様子を記録しました。ココが旅立った後、ココの思い出とともに公園に今生きているものたちについて記録していきます。

たくさんの名前

f:id:cocokai:20191124080536j:plain

「ガ~子」と呼ばれて石橋へ(朝)

f:id:cocokai:20191124080750j:plain

落ち葉で餌が食べづらそう(朝)

f:id:cocokai:20191124080834j:plain

すぐあきらめて・・・(朝)

f:id:cocokai:20191124080914j:plain

引き返してしまった(朝)

朝、石橋の上から、餌係の人が「ガ~子、早くきなさい」と叫び、先に集まってくるカルガモには「お前たちではない!」と言っていた。じらしながら泳いでくるココにしびれをきたし、「10年前に比べると目も耳も悪くなった」と嘆いていた。でも、ココはあまりお腹が空いていなかったのだと思う。ときどき目が心配になることはあるけど、耳は大丈夫。

私の知る限り、餌係の人たちは「ガ~子」とか「ココ」と呼んでいる。40年以上も公園の白鳥たちを世話してきた方が「ココ~、ココ~」と言いながら餌をやっていたのに出くわして、私たちは「ココ」と呼ぶことにした。

ココにはその他にもたくさんの名前がある。朝に杉の大橋付近で出会う人たちは「ス~ちゃん」、一部のラジオ体操のグループは「桜子ちゃん」、朝に石橋付近でときどき出会う人は「コブちゃん」、昼近くにパンを持ってくる人たちは「シロちゃん」と、それぞれ呼んでいる。インターネットの情報であるが、弘前福音キリスト教会では「白鳥麗子さん」と呼んでいるみたい。

今朝ココがあまりお腹が空いていないのは、スーちゃんと呼ぶ人たちからパンをもらったためではないかと思う。

f:id:cocokai:20191124155945j:plain

観光舟の乗り場付近(午後)

f:id:cocokai:20191124160033j:plain

ゆっくり過ごしている(午後)

f:id:cocokai:20191124160134j:plain

カルガモたちに囲まれてゆらゆら(午後)

気温が上昇した午後、観光舟の乗り場付近で漂っている。お腹は空いていないようなので、呼ばないでそっと帰ることにした。また明日ね。

f:id:cocokai:20191124081014j:plain

西濠にカワアイサ(朝)

少し暖かい朝、西側の桜のトンネルを歩いていたときは2羽しかいなかったが、散歩の帰り道では19羽になっていた。後で17羽が岩木川方面からやってきたのだろう。

f:id:cocokai:20191124160716j:plain

西濠にカワアイサ(午後)

f:id:cocokai:20191124160751j:plain

f:id:cocokai:20191124160818j:plain

午後、西濠に13羽、蓮池に2羽のカワアイサを確認。光を受けて体の色が輝いている。

f:id:cocokai:20191124081531j:plain

蓮池のあずまや付近にダイサギとアオサギ(朝)

f:id:cocokai:20191124081656j:plain

ダイサギがジャンプする(朝)

朝、ボート乗り場の反対側にはダイサギしかいなかった。ちょっと寂しいと思っていたら、蓮池のあずまや付近にダイサギとアオサギがいた。ずいぶん水位が下がり、歩きにくそうである。ダイサギはときどき小さくジャンプしながら位置を変えていた。

f:id:cocokai:20191124161205j:plain

三角池にダイサギとアオサギ(午後)

左がダイサギで右がアオサギ。2羽の距離が少し離れている。誰だったそういうときがある。