カイツブリの越冬
朝、杉の大橋付近で、スーちゃんと呼ぶ人たちが大騒ぎしている。案の定、ココがいた。ココはカルガモと一緒にスーちゃんグループからパンをもらった。その後、植物園側にやってきて、再び静かな世界に浸っている。
寒さが増した午後、石橋の下の右側にいた。既にたくさんのカルガモがいる。ココが石橋へ動き出したら、さらにカルガモが飛んできて20羽以上となった。ココはある程度パンを食べることができたが、あまりの混雑に珍しくカルガモたちに怒ったように見えた。途中であきらめたココに1羽のカルガモが近づいた。いつも一緒にいる子かもしれない。
石橋の餌場付近を覆っていた落ち葉を公園管理の方たちがきれいに取り除いてくれたようだ。ありがたい。ココ、明日の朝はちゃんと餌を食べてね。
左下にダイサギ、右上にアオサギ。それほど寒くはないが、風が強くて小雨が混じる朝、2羽は距離を置いている。
ボート乗り場の反対側と三角池は近い。ダイサギとアオサギはちょっと離れているだけである。
朝、西濠で16羽のカワアイサを確認。いつものように潜ったりせず、風に任せて漂っている。散歩の帰り道、亀紺端付近で1羽がゆうゆうと泳いでいた。
午後、西濠に23羽を確認。これまでの最高数である。彼らは西濠を相当に気に入っているようだ。急に寒くなったけど、カワアイサは楽しそうである。
また2羽のカイツブリに出会えた。しきりに潜って餌を取っている。久しぶりに鳴き声も聞こえた。元気そうだ。
そもそも、中濠ではカイツブリが水面すれすれを飛ぶ姿しか見たことがない。インターネットでも、カイツブリが上空を飛んでいる写真は見つからない。飛ぶのが苦手とも書いてある。
てっきり、冬は南に旅立つものと思っていたけど、ここで育ったカイツブリはこの付近の氷が張らないところで越冬しているのかもしれない。弘前公園では、中濠のボート乗り場の反対側の水が出ているところと石橋付近が候補。真冬でも出会えるチャンスがあるかもしれない。楽しみ!