マイナス20℃も大丈夫
朝、杉の大橋の下にいた。ラジオ体操帰りの女性が「桜ちゃん、あなた元気になったね」と話しかけていた。
その後、たくさんの名前を持つ白鳥は橋から少し移動して、右側の岸に向かって羽根を広げた。まるで傾斜のきつい岸に上陸しようとしているみたい。以前も同じことがあって、目が見えなくなってきたかもしれないと思った。でも、目の問題ではなく、そこが何か特別な場所なのかもしれない。やがてココは植物園側に向かってゆっくり進んでいった。
石橋に回ると、遠くにいるココに餌係の人が「ココ~、おいで~」と叫んでいた。「来なさい!」より「おいで~」の方がやさしい感じ。ココ、ちゃんと朝ご飯を食べてね。
午後、久しぶりに博物館側に上陸していた。水に浸っている場所でしきりに羽根づくろいをしている。右側の段差を超えるのは難しいかな?
気付かれないように写真を撮って、そっと帰ることにした。また明日ね。
朝、ボート乗り場の反対側にダイサギとアオサギがいたが、写真を撮ろうとしたらアオサギが飛び去ってしまった。上空でカラスが風邪を引いたようなしゃがれ声を出している。しつこいパパラッチに怒っているのかもしれない。ごめんなさい。
最近、公園では少なくとも3羽のダイサギを見かける。
朝、西濠は凪のように穏やか。西の桜のトンネルを歩きながら今朝はカワアイサはいないと思っていたら、3羽が南の方から飛んできた。いつもとは逆の方向である。しかし、西濠は岩木川に沿っているから、南からでも北からでも飛んでこれる。蓮池では1羽のカワアイサが優雅に泳いでいた。散歩の帰り道、西濠のカワアイサは12羽になっていた。
暖かくなった午後、西濠に9羽のカワアイサがぷかぷか浮かんでいると、思ったら、散歩の帰り道、亀紺橋から数えたら10羽であった。
「凍てつく川でカイツブリを見つけました」(https://kmatsu.exblog.jp/26381758/)という記事を発見。コメント欄の記述によると、カイツブリが北海道のマイナス20℃の山奥の川に元気に適応しているという。
弘前の冬は最低でも約マイナス10℃。中濠のカイツブリは弘前付近で越冬している可能性が高い。
夏毛と冬毛があって、夏毛の方は首の部分が赤く、冬毛は首の赤みは薄れるそうだ。この子は既に冬毛になって、越冬の準備はできているようだ。