やはり長老を好きなのだ
朝、博物館側にいた。左隅に移動して、何度も水浴びをする姿に力強さを感じる。上陸後、左側の草のところへ上がろうと試みたが、この段差を超えることが難しそうである。昨日の午後は左側の草のところにいた。今朝は水浴びをしすぎて疲れたのかもしれない。
カルガモはたくさんの名前を持つ白鳥を長老として敬意を払っていると感じるのは、自分のバイアスのかかった願望かもしれない。そう思って、今朝、じっくり見ていた。カルガモたちはわざわざ白鳥の後を追っている。この時間は餌やパンがらみではない。単に一緒に過ごすつもりのようである。やはり、カルガモたちはこの長老を好きなのだと思う。
午後、博物館側で泳いでいた。私たちの声に気付いて杉の大橋に近づいてきたが、ちょうど観光舟もやってきた。鉢合わせになるのを恐れて、橋から離れたところに行って「ココ~」と呼んだ。パンは届く距離だと思ったが、うまい具合に近くに届けることができない。ほとんどは岸辺に落ちるか、カルガモが食べるか。ココは数個しか食べることができなかった。次に同じ状況になったら、冷静になって、舟が旋回して戻ったのを見計らって、橋の上からコントロールを付けてパンをあげることにする。
ココ、今日は失敗してごめんなさい。
今朝も西濠に5羽のカワアイサがいた。すぐに潜ってしまうので、どの写真もピンボケである。おまけに、写真を撮ろうとすると、水面を飛び去っていく。パパラッチがうるさくて困るという感じ。どうもすみません。
午後の西濠にマガモの雌が3羽いたが、雄はいなかった。
朝も午後も、父と母カイツブリの姿を見ることができなかった。旅立ったかな?