それぞれの時間
朝、植物園側のいつもの場所で羽根づくろいをした後、丸くなって眠った。涼しいから、気持ちがよさそう。杉の大橋辺りに白い羽根があったから、運動の後の朝の眠りかもしれない。午後は杉の大橋と植物園側の中間でカモたちとゆっくりしていた。その後、植物園側に向かって泳いでいった。石橋に行って確認したら、お気に入りの場所の反対側の岸に上がっていた。ここも木々に隠れて静かに過ごせそうである。
バンの子供たちは、このところ羽ばたきの練習をしている。私が「あ、飛んだ」と言ったら、この名前のない池でときどき合う男性が、「脚を鯉に刺激されて飛び上がる」と言った。そういえば、中濠でも白鳥が鯉に囲まれてうるさそうにしていることがよくある。
朝、カイツブリの場所を教えてくれたご夫婦に出会った。ご主人は雛が3羽見えると話していたが、私のカメラでは確認できない。奥さんによると、例年は蓮池で子育てをしていて、やはり赤ちゃんをおんぶしているという。ザリガニを砕いて子供にやっていたとのこと。朝も午後も、親カイツブリは餌やりで大忙し。子供らを守ろうとする力がみなぎっていて、巣に近づくオシドリも追い返されたようだ。