適当がいいと思う
「中濠のカイツブリご一家」
最近、杉の大橋と辰巳櫓の中間あたりに新しい巣を作った。子供の行動範囲が広がっているから、休憩所が必要なのかもしれない。
「あちこちに新たなカルガモ親子」
噂によると、このカルガモ親子はK家の庭で抱卵し、Kさんたちに守られながら二階堰に移動したということである。外濠と二階堰で何度か見かけることができたが、最近出会っていない。Kさんは心配していることだと思う。
一瞬、8羽が2羽に減ったのかと心配してけど、8羽の子はもっと大きくなっているはずだから、別のご一家だと思う。母が雛に向ける視線がひたすらにやさしい。
おやおや、子だくさんのご一家が登場。お母さん、陰ながら応援しているよ!
「オシドリ親子」
今年はオシドリの雛に出会えないと思っていたところだった。活発な子である。
前日(7月30日)二階堰で見かけたオシドリ親子の雛だと思う。お母さんはどうしたのだろう。雛が1羽だけで必死に鳴いている。雛の声を察知したのか、カラスが数羽やってきた。その途端、雛は鳴くのを止め、カラスが去ったらまた鳴きだした。この子はちゃんと身を守る方法を知っている。それにしても、お母さん、一刻も早く戻ってきて雛を守ってください。
「ボート乗り場の南側のバンご一家」
午後3時頃の大雨で、ボート乗り場の南側の水ヨシ群がなぎ倒されていた。
ヨシは、バンご一家を守ってくれているけど、雨風に弱いようだ。バンご一家も焦ったことだと思う。
カイツブリ夫婦(蓮池で子育てを終えた夫婦かもしれない)が、このヨシの茂みで営巣を試みているような動きをしていた。あの仲良し夫婦はどうしたかな・・・心配である。
「三角池のバンご一家」
枯れたヨシを積み上げた適当な高さのある巣ができていた。彼らにとっては、枯れたヨシも生きるための必需品である。
案の定、あの大雨にはかなわない。枯れたヨシで作った巣の壁は流されてしまった。
でも、そんなことにはめげない。バン親子は協力して巣の修復をしていた。
去年、三角池のバン夫婦は卵を2回生んで、育てた。先に生まれた兄ちゃん姉ちゃんバンは、餌をあげるなどして妹や弟たちの子育てを手伝っていた。今年もそんなことになるのかな?
青々としたヨシは水の浄化作用を持っているが、枯れたヨシを放置すると、逆に水質悪化につながる。枯れたヨシの刈り取りは必須のようであるが、一網打尽ではなく、適当な(例えば宍道湖の計画のように3年周期で)刈り取りをして、来年のバンご一家のために、枯れたヨシを少し残してもらえたらと思う。