弘前公園に住んでいる白鳥

ココは弘前公園に40年近く住んでいたコブ白鳥です。桜ちゃん、シロちゃん、ガー子、コブちゃん、スーちゃん、隊長などたくさんの名前を持っていました。このブログにココの最後の約半年間(2019年8月2日~2020年1月5日)の毎日の様子を記録しました。ココが旅立った後、ココの思い出とともに公園に今生きているものたちについて記録していきます。

適当がいいと思う

「中濠のカイツブリご一家」

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日に日に5羽の子は・・(7月17日午後)

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パパとママのおかげで(7月21日午後)

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ご立派になっている(7月21日午後)

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杉の大橋の東側に新たな巣(7月31日午後)

最近、杉の大橋と辰巳櫓の中間あたりに新しい巣を作った。子供の行動範囲が広がっているから、休憩所が必要なのかもしれない。

 

「あちこちに新たなカルガモ親子」

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外濠の亀甲付近に8羽の子と母(7月22日朝)

噂によると、このカルガモ親子はK家の庭で抱卵し、Kさんたちに守られながら二階堰に移動したということである。外濠と二階堰で何度か見かけることができたが、最近出会っていない。Kさんは心配していることだと思う。

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外濠の一陽橋付近に2羽の子と母(7月28日朝)

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輝いている(7月28日朝)

一瞬、8羽が2羽に減ったのかと心配してけど、8羽の子はもっと大きくなっているはずだから、別のご一家だと思う。母が雛に向ける視線がひたすらにやさしい。

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二階堰に11羽の子?と母(7月29日午後)

おやおや、子だくさんのご一家が登場。お母さん、陰ながら応援しているよ!

 

「オシドリ親子」

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二階堰にオシドリの1羽の子と母(7月30日朝)

今年はオシドリの雛に出会えないと思っていたところだった。活発な子である。

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蓮池にオシドリの雛1羽(7月31日朝)

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お母さんを探して鳴いている(7月31日朝)

前日(7月30日)二階堰で見かけたオシドリ親子の雛だと思う。お母さんはどうしたのだろう。雛が1羽だけで必死に鳴いている。雛の声を察知したのか、カラスが数羽やってきた。その途端、雛は鳴くのを止め、カラスが去ったらまた鳴きだした。この子はちゃんと身を守る方法を知っている。それにしても、お母さん、一刻も早く戻ってきて雛を守ってください。

「ボート乗り場の南側のバンご一家」

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大雨の約1時間後の水ヨシ(7月30日午後)

午後3時頃の大雨で、ボート乗り場の南側の水ヨシ群がなぎ倒されていた。

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バンご一家は無事だったみたい(7月30日午後)

ヨシは、バンご一家を守ってくれているけど、雨風に弱いようだ。バンご一家も焦ったことだと思う。

カイツブリ夫婦(蓮池で子育てを終えた夫婦かもしれない)が、このヨシの茂みで営巣を試みているような動きをしていた。あの仲良し夫婦はどうしたかな・・・心配である。

 

「三角池のバンご一家」

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あれ、新たな巣?(7月29日午後)

枯れたヨシを積み上げた適当な高さのある巣ができていた。彼らにとっては、枯れたヨシも生きるための必需品である。

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大雨で巣が壊れてしまった(7月30日午後)

案の定、あの大雨にはかなわない。枯れたヨシで作った巣の壁は流されてしまった。

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親子で巣を修復中(7月31日午後)

でも、そんなことにはめげない。バン親子は協力して巣の修復をしていた。

去年、三角池のバン夫婦は卵を2回生んで、育てた。先に生まれた兄ちゃん姉ちゃんバンは、餌をあげるなどして妹や弟たちの子育てを手伝っていた。今年もそんなことになるのかな?

青々としたヨシは水の浄化作用を持っているが、枯れたヨシを放置すると、逆に水質悪化につながる。枯れたヨシの刈り取りは必須のようであるが、一網打尽ではなく、適当な(例えば宍道湖の計画のように3年周期で)刈り取りをして、来年のバンご一家のために、枯れたヨシを少し残してもらえたらと思う。

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三角池の子バンさん、あなたはどう思う?(7月30日朝)