雨も楽しい
朝、たくさんの名前を持つ白鳥は珍しく博物館側にいた。杉の大橋から「スーちゃ~ん、スーちゃ~ん」と呼ばれ、「久しぶり~!」「元気だった~!」と大歓迎されている。そして、カモや鯉たちと一緒にパンをもらって食べていた。
植物園側にやってきて、水浴を繰り返しながら石橋付近まできた。そして、石橋の右側の岸に上がって大きく羽ばたいた。これくらいの段差は大丈夫。運動と食事の後、一休みですか?
白鳥が朝に石橋近くの岸に上がったころに雨が降り出し、午後まで続いた。夜も少し残りそうである。今夜は雨宿りできる場所で休んでください。
朝、杉の大橋の植物園側で、父と母は3羽の子供を特訓していた。子供たちは父に呼ばれて一斉に右に動き、今度は母に呼ばれて一斉に左に動くという感じで、速く泳ぐ訓練をしたり、潜る訓練をしたりしているみたい。あと1羽はきっと末っ子で巣で待っているのかと思ったら、杉の大橋側から堂々と泳いできた。3羽は下の子供たちだった。
午後は、杉の大橋の博物館側。雨の中、父と母は子供たちの餌やりで忙しそうだった。順調に育った大きな子供はカモを追い払う力もあるようだ。4羽がいたところは第3の巣かもしれない。