静けさはいずこへ
朝、昨日の午後と同じ石橋付近の右側でまどろみかけていた。朝日がまぶしくないのかな。午後、めずらしく石橋の左側にいた。昨日は中濠の左側でチェーンソーの音、今日は右側で遺構復元とやらの工事の音が響いている。5時近くになってようやく静かになり、白鳥は右側に移動した。
遺構復元工事は来年3月まで続けられるようだ。個人的には、何か大切なものを破壊してしまう事業のように感じる。どんな意義があるのか、全く理解できない。現状を保持して遺構の情報を示す方がはるかによいと思う。
午後、南内門を通りかかったとき、風邪を引いたカラスの鳴き声のようなしゃがれ声が聞こえた。サギの鳴き声だった。子供を呼んでいるのか、お母さんを呼んでいるのか、必死な様子である。どうしたのだろう?
朝、新しい巣の付近でカイツブリの父と母は子供たちのために餌を探しに行った。4羽の子供らは脚を一杯に広げて泳ぎながら、父と母を待っていた。午後、サギの必死な鳴き声にびっくりしたのか、巣から家族が出てきた。一方の親は4羽の子供を守り、もう一方はあっちこっちと潜っては餌を運んでいた。ピンぼけ写真ばかりで悲しい。