弘前公園に住んでいる白鳥

ココは弘前公園に40年近く住んでいたコブ白鳥です。桜ちゃん、シロちゃん、ガー子、コブちゃん、スーちゃん、隊長などたくさんの名前を持っていました。このブログにココの最後の約半年間(2019年8月2日~2020年1月5日)の毎日の様子を記録しました。ココが旅立った後、ココの思い出とともに公園に今生きているものたちについて記録していきます。

守ってください

f:id:cocokai:20190903172746j:plain

羽根づくろい(朝)

f:id:cocokai:20190903172923j:plain

眠った?(朝)

f:id:cocokai:20190903173011j:plain

いろいろあって困るね(午後)

涼しい朝、植物園側のいつもの場所で羽根づくろいをしているうちに動かなくなった。眠ったかな?午後、カイツブリ家族を観察していたら、植物園側の岸辺に鉄パイプが組み立てられ、草が刈られていた。白鳥のいつもの場所からそれほど遠くない。心配になって石橋に行ったら、いつもの場所の反対側の石橋に近いところにいた。落ち着かない様子である。今日は1日中草刈りと鉄パイプ設置でうるさかったろうな。穏やかな日々が続かないのが悲しい。

公園管理者の方によると、紅葉祭りのための展望台を設置しており、一時的なもので祭りが終了すると撤去するとのこと。白鳥のじゃまにならないよう十分配慮すると言っていた。公園の生き物たちにとって公園管理者の方々が頼りであり、砦である。

f:id:cocokai:20190903173848j:plain

4羽とも泳げるようになった(朝)

f:id:cocokai:20190903173238j:plain

隙をねらっておんぶしてもらう(朝)

f:id:cocokai:20190903173538j:plain

親鳥は餌を取りに水中へ(午後)

朝、カイツブリ家族は新しい巣のところにいた。4羽とも泳げるようになっている。一方の親が4羽の子供らの世話をしているとき、もう一方の親はカモの集団を水中から猛スピードで攻撃して子供らに近づかせないよう戦っていた。集団に向かって1羽で、あっちこっち動き回って。午後、一家は新しい巣で休んでいるようだった。親たちも休みが必要である。そう思って帰ろうとしたら出てきてくれた。本当にありがとう。

親は、餌を取りに広範囲に動き回っている。鉄パイプが設置されたところも範囲である。どうか、この父母カイツブリの子育てが人間の行事に邪魔されず、子供らが無事育ちますように。