弘前公園に住んでいる白鳥

ココは弘前公園に40年近く住んでいたコブ白鳥です。桜ちゃん、シロちゃん、ガー子、コブちゃん、スーちゃん、隊長などたくさんの名前を持っていました。このブログにココの最後の約半年間(2019年8月2日~2020年1月5日)の毎日の様子を記録しました。ココが旅立った後、ココの思い出とともに公園に今生きているものたちについて記録していきます。

カルガモご一家(1)

「カルガモご一家」

外濠。コウホネの中にカルガモ親子(7月16日午後)

雛10羽と母親。ヒシの葉を食べているみたい(7月16日午後)

近所の人が外濠にカルガモ親子がいることを教えてくれた。ときどき潜ったりする元気そうな10羽の雛。

カイツブリの雛はしばらくの間、自分で餌を取ることができないけど、カルガモの雛は生まれてすぐに自分で餌を探して食べることができるようだ。お母さんは子どもたちを見守る。でも母1羽だけで10羽の子育ては大変そう。お父さんも手伝いませんか?

コウホネの葉っぱの上で2羽が休憩中(7月17日午後)

こちらの2羽も休憩中(7月17日午後)

 

「蓮池のカイツブリご一家」

再び雛の誕生(7月16日午後)

おめでとう。またまた子育てに忙しくなりますね。

5月に生まれた子カイツブリは・・(7月17日午後)

飛行訓練の真っ最中(7月17日午後)

子カイツブリたちが飛ぶ練習を繰り返していた。タフな子たちである。

 

「中濠のカイツブリご一家」

この子はまだ親にべったり(7月15日午後)

末っ子なのだろう。ずいぶん大きく見えるけど親を独占している。

この子ともう1羽の子は単独行動(7月17日午後)

親から離れたこの子は杉の大橋付近の岸辺から濠の中央に勢いよく移動するという行動を繰り返していた。飛行訓練の予行のようなものかな?もう1羽は植物園側でゆったりしていた。

 

 

三角池のヨシの茂みにバンご一家(7月17日午後)

三角池の豊かなヨシがご一家を守ってくれている。本当にありがたい。

三角池の岸辺にカルガモ(7月15日午後)

石橋のめずらしい所にカルガモ(7月17日午後)

カルガモの数が少し増えてきた・・・ヨシヨシこの調子。

カワセミが小魚を捕らえた(7月14日午後)

獲物を飲み込むのに時間がかかっていた。ちょっと大きかったのかな。

カイツブリご一家(2)とバンご一家

「蓮池のカイツブリご一家」

ザリガニをゲット(6月14日午後)

こんなに立派になって・・自分で餌を取れるよね(6月17日午後)

お顔もキッチリとしてきた(6月21日午後)

え、親カイツブリがまた巣に上がっている(6月25日)

噂によると3個の卵を抱えているらしい(7月3日午後)

蓮の葉っぱが日傘になっている(7月9日午後)

蓮の葉っぱはウォーターベッドにもなる(7月9日午後)

「中濠のカイツブリご一家」

親カイツブリが虫をくわえている(6月18日午後)

そのまま潜って巣に向かう(6月18日午後)

おや?(6月18日午後)

赤ちゃんが生まれている(6月18日午後)

おめでとう。これから忙しくなりますね(6月18日午後)

背中に赤ちゃんをおんぶしている(6月23日午後)

そっか、3羽だったんだ(6月30日午後)

かわいい(7月1日午後)

この子は親にべったり(7月4日午後)

他の2羽は怒られるから親に近づけない(7月4日午後)

もう一方の親は離れた場所でのびのび(7月4日午後)

早くもこの2羽の親離れが近いみたい(7月6日午後)

植物園側。ずっと1羽で過ごしている(7月10日午後)

博物館側。まだこの子は親にべったり(7月10日午後)

でも潜れるから、もうすぐ親離れ・・(7月11日午後)

 

「三角池のバンご一家」

3羽の子バンと親バン(6月29日)

しばらく見ないうちに大きくなっている(7月7日午後)

5羽だったんだ(7月8日午後)

草刈り作業真っ最中。子バンは緊張ぎみ(7月11日午後)

たくさんの作業員が騒音を立てて三角池周辺の草刈りをしていた。毎年やってきて、子どもを産んで育ててくれるバンやカイツブリのおかげで、公園がすごく豊かになっていると思う。「この子たちが十分育つまで待ちましょう」とかないのかな?ちょっと残念な感じ。

 

「カルガモとオシドリ」

ココが過ごしていた石橋の下にカルガモ2羽(6月22日午後)

西濠にカルガモ(7月11日午後)

いつもは、西濠にたくさんのカルガモがいるのだけど、今年はときどき見かける程度。どうしたのかな?もう少し待ったら戻ってくるかな?

三角池にオシドリ(7月10日午後)

蓮池にオシドリ(7月11日午後)

今頃は公園のあちこちでカルガモ親子とオシドリ親子が子育ての真っ最中の予定だったけど・・・・どうしたのだろう。今年はぜんぜん見かけない。

中濠の植物園側にカワセミ2羽(7月7日午後)

めずらしく2羽のカワセミの写真が撮れた。

カイツブリご一家(1)

「蓮池のカイツブリご一家」

中央に雛1羽(5月25日午後)

全部で4羽かな?(5月29日午後)

3羽が水面、1羽は巣の上(6月1日午後)

大切な子(6月4日午後)

4羽の雛はスクスク(6月8日午後)

毅然とした親カイツブリ(6月9日午後)

雛の縞模様と蓮の葉っぱが波打ってぐにゃぐにゃ(6月10日午後)

カイツブリのお父さんとお母さん、雛の誕生、おめでとうございます。この4羽の雛たちはあなたたちのような愛情深い両親の元に生まれて、嬉しいにちがいありません。

蓮が成長するにつれ、ご一家の姿を確認するのが難しくなりますが、あなたたちの子育てを応援しています。

 

「中濠のカイツブリご一家」

白い卵が1個?(5月25日午後)

5個になっている(5月30日午後)

1羽は抱卵中、1羽は巣の補強中(5月31日午後)

卵が少し茶色になってきた(6月4日午後)

葉が風に吹かれてお姿が見えた(6月9日午後)

最初は少し心配でしたが、ちょうど良い所に巣を作りましたね。杉の大橋のすぐ近くでも、この葉っぱがあるおかげで、カラスやノスリに見つかりづらいから安心。卵も茶色になってきたから、もう少しですね。どうか無事に孵化しますように。

 

「ササゴイ」

二階堰付近にササゴイ(6月5日6:24)

久しぶりの早朝の散歩で久しぶりにササゴイにであった。

ボート乗り場の南側にアオサギ(6月10日午後)

三角池の隣にオシドリとカルガモ(6月10日午後)

6月も中旬に入る。そろそろ、母カルガモや母オシドリたちが子どもを連れて公園に戻ってくるはず。

待とう

桜祭りが終わって、公園に静けさが戻っている。

西濠(5月24日午後)

西濠に4羽のカルガモ(5月24日午後)

祭り期間中、カルガモたちは西濠からすっかり姿を消す。西濠は静かになったから、もうそろそろ戻ってくるはず。もしかしたら、今頃、母カルガモたちはどこかの茂みで卵を温めているかな?

 

「蓮池のカイツブリ」

卵がすでに茶色になっている(5月12日午後)

1羽は巣を補強、1羽は抱卵(5月14日午後)

順調のようですね(5月19日午後)

カイツブリ夫婦が蓮池の真ん中近くで営巣。カラスに狙われないか心配だけど、今のところ順調のようである。噂では6個の卵を抱えているらしい。すでに卵が茶色になって何日も経っているから、もうじき孵化すると思う。あなたたち、頑張ってね!

「中濠のカイツブリ」

2羽で巣作り(5月13日午後)

前に作った巣の近くに別の巣も作った(5月22日午後)

中濠のカイツブリ夫婦も巣作りを始めたと喜んでいたけど・・・抱卵の様子はない。このところ、1羽だけしか姿を見せてくれない。実はこれらの巣はカモフラージュで、別の場所で営巣しているのかな?

2019年から中濠のカイツブリの子育てを観察してきた。浮巣ゆえ、壊れやすく、卵が水中に落ちてしまうこともある。そんなとき、一瞬、雷に打たれたかのように毛が逆立ち、体中に悲しみが走っていた。でも、夫婦は立ち直り、また巣を作り卵を温める。一方の親が孵化した雛を背中におんぶし、もう一方が餌をやる。やがて、泳ぐこと、潜ること、自分で餌をとること、危険から身を守ることを教えた後に、子どもたちの巣立ちを促す。私は、すっかり彼らのファンになっている。

今年はこれまでとはちょっと違う雰囲気がする。気のせいか、別のカップルなのか分からない。そのうち、赤ちゃんをおんぶする姿を見せてくれるかもしれない。気長に待とう。

 

「工業高校前の池のバン」

バンのカップル。1羽は草に隠れている(5月11日午後)

もう1羽はどこですか?(5月18日午後)

工業高校前の池にバン夫婦が戻ってきてくれた。毎年、バンに餌をあげているおじさんによると、バン夫婦はここから見えない、奥の方で暮らしているらしい。そこで卵を抱えていますか?

 

「アオサギ」

三角池にアオサギ(5月17日午後)

涸れた三角池にアオサギ(5月23日午後)

分かりにくいけど、これはアオサギが餌を食べているところである。

それにしても、こんなに涸れた三角池を見るのは初めてである。上流で何が起きているのか?

 

「人間」

4月に弘前の市長選挙があった。ある候補者が「公園で犬が散歩できる」「動物の殺処分をなくす」「自然を大切にする」ことを公約に掲げた。残念ながら、その人は当選しなかったけど、そういうことに注目する人が立候補して、ある程度の票を獲得できるようになったことに未来を感じる。

2月24日に始まった独裁国家による侵略がまだ続いている。嘘を嘘で固めながら、意味なく殺りくを繰り返すなんて・・哀れである。民主主義の国には、戦場からペットと一緒に避難する人たち、避難できなかった動物たちを助けるために戦場に赴く人たちがいる。大切な命を守ろうとする国に光が差すに決まっている。待とう。

悲しい春・・・でも

寒さが緩むにつれて、さまざまな水鳥たちが公園に姿を見せてくれている。

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西濠にオナガガモ(3月9日午後)

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西濠にカワアイサ(3月13日午後)

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西濠にオシドリ(3月14日午後)

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中濠にカルガモとカワウ(3月24日午後)

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蓮池にオシドリのカップル(3月26日午後)

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西濠にカルガモとオオバン(3月27日午後)

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西濠にマガモのカップル(3月28日午後)

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西濠にカイツブリ(3月30日午後)

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蓮池にハシビロガモ(4月4日午後)

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中濠にコガモのカップル(4月5日午後)

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蓮池にカイツブリ(4月6日午後)

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外濠にアオサギ(4月9日午後)

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西濠にハシビロガモのカップルとカイツブリ(4月11日午後)

私たちはあなた方にずいぶん迷惑を掛けていますね。本当にごめんなさい。

恥ずかしいことですが、人間は侵略という暴力を繰り返し、あなたたちの環境をも壊してきました。特にこの春は悲しみでいっぱいです。でも、今、そういう行為に対して「ノー」の声が地球中に大きくこだましています。人間の世界は変わろうとしています。これからきっと、少し良くなるはずです。

もう少し待ってください。

雪ん子

「冬の散歩」

この冬は大雪。雪かきで疲れぎみだけど、私たちにとって散歩は大事な日課である。

でも、除雪車が通過した後のツルツル路面は怖い。特にその表面を新雪が覆っているときは要注意である。そのフワッとした雪の下はスケートリンクのようになっていて、ちょっと気が緩むとスッテンコロリとなる。公園も同じ。除雪はありがたいけど、歩行者の安全を守れる方法はないのかな?複雑な農機具を作る技術があるのだから、本気で取り組めば、ツルツル路面にしない除雪車を開発できると思うが・・・。

そんなことを考えていたら、いい感じの雪道を見つけた。

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西の郭(2月6日午後)

公園の作業を行うために作られた道のようだ。圧雪状態になっていないので、転倒の心配はない。作業のためとはいえ、この雪道が公園のあちこちに作られたことを知ったら、子どもたちはきっと思いっきり遊べるだろうな。雪合戦とか鬼ごっことか。

そして、こんな感じの歩道が弘前の冬の標準になったらどんなにいいだろう。夜にはランタンの穏やかな灯りがいいな。弘前は魅力的な町になると思う。

 

「めんこちゃんたち」

散歩の途中、雪ん子に出会った。

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ピクニック広場(2月6日午後)

ウサギちゃんかな?親子かな・・?

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東門と石橋の間(2月19日午後)

「あのね・・冬って面白いでしょ」って、話しかけているみたい。

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長坂(2月21日午後)

上のお顔が「わ~面白~い」とうれしそうで、下のお顔が「おいおい、気をつけろよ」って言っているみたい。

 

「普段は姿を見せない動物たちの足跡」

お日様、お日様、ルンルン・・そんな気持ちだったのかな。

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ウサギとタヌキかな(2月1日午後)

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ウサギが駆け上がったようだ(2月9日午後)

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イタチ?真っ直ぐっ進んでいる(2月11日午後)

 

「西濠の水鳥たち」

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小ガモの雌かな?(1月29日午後)

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久しぶりにダイサギ(2月2日午後)

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久しぶりにカワアイサの雄(2月14日午後)

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カルガモたちとマガモのカップル(2月19日午後)

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カルガモたちとオオバン(2月19日午後)

マガモのカップルとオオバンは西濠で越冬してくれている。それにしても、去年に比べると、水鳥の種類が少ないように感じる。カッコイイ冬毛をまとったアオサギの姿も見ないし、キンクロハジロも来なかったし・・。この冬は厳しすぎるのかな。

 

「西濠の水面」

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2月に入り陽気が続いて水面が広がったけど・・(2月13日午後)

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大型寒波であっという間に狭くなった(2月22日午後)

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しかし、薄氷アートは美しい(2月22日午後)

1月は寒波が何回かやってきて、このまま雪が降り続くのかと心配したが、2月に入り晴れの日が続いてくれた。西濠の水面も広がり、カルガモたちもほっとした様子。もうすぐ3月というときに、またもや大型寒波。再び水面が狭くなった。それでも春は確実に近づいている。カルガモさんたち、もう少しの辛抱だよ。

 

「白い雪と青空」

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石橋付近(2月23日午後)

湿った雪のために、雪の塊がぼんぼりのように枝にくっついている。こんなに積もっても、やっぱり春は近いのだ。白い雪と青い空がうれしい。

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ピクニック広場にヤマガラ(2月23日午後)

青空が顔を出したとき、ニーニーと小鳥の声。ヤマガラが飛び交っていた。