雄と雌のおしゃれ事情
小雨が混じる薄暗い午後(2月22日)。カルガモとちょっと違うと思って写真を撮ったら、マガモの雄と雌、ヒドリガモの雄だった。ヒドリガモの雌はときどき見かけていたが、西濠で雄を確認したのは初めてである。
オシドリやコガモと同様、マガモもヒドリガモも雄が雌よりカラフル。去年の夏、カイツブリのことを教えてくれた公園の鳥に詳しい女性が、「雄は雌の気を引くためにおしゃれをしているが、雌は子供を守るために目立つわけにはいかない」と言っていた。
そういえば、去年の夏から晩秋にかけて中濠で両親が協力して子育てをしていたカイツブリは、どっちが父親でどっちが母親なのか全く分からなかった。
朝(2月23日)、あられ混じりの強い風にも負けず、キンクロハジロはしきりに潜っていた。元気そのもの。キンクロハジロの雄には後頭部にポニーテールがあり、雌にはないそうだから、この個体は雄のようだ。
今日(2月23日)は朝から雪が降り、ときどき強い風が巻いている。午後、ボート乗り場の南側の岸辺にダイサギ4羽とアオサギ1羽、水中にダイサギ1羽がいた。公園でこの数のサギを一度に見るのは初めてである。アオサギといつも一緒にいるダイサギは水中にいる1羽かな?
ダイサギもアオサギも雄と雌の区別がつかない。
ココも雄か雌か分からなかった。ココはこの弘前公園で生まれ、お父さんとお母さんに一生懸命育ててもらったのかもしれない。