弘前公園に住んでいる白鳥

ココは弘前公園に40年近く住んでいたコブ白鳥です。桜ちゃん、シロちゃん、ガー子、コブちゃん、スーちゃん、隊長などたくさんの名前を持っていました。このブログにココの最後の約半年間(2019年8月2日~2020年1月5日)の毎日の様子を記録しました。ココが旅立った後、ココの思い出とともに公園に今生きているものたちについて記録していきます。

雄と雌のおしゃれ事情

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西濠にマガモの雌(2月22日午後)

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西濠にマガモの雄(2月22日午後)

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西濠にヒドリガモの雄(2月22日午後)

小雨が混じる薄暗い午後(2月22日)。カルガモとちょっと違うと思って写真を撮ったら、マガモの雄と雌、ヒドリガモの雄だった。ヒドリガモの雌はときどき見かけていたが、西濠で雄を確認したのは初めてである。

オシドリやコガモと同様、マガモもヒドリガモも雄が雌よりカラフル。去年の夏、カイツブリのことを教えてくれた公園の鳥に詳しい女性が、「雄は雌の気を引くためにおしゃれをしているが、雌は子供を守るために目立つわけにはいかない」と言っていた。

そういえば、去年の夏から晩秋にかけて中濠で両親が協力して子育てをしていたカイツブリは、どっちが父親でどっちが母親なのか全く分からなかった。

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ボート乗り場の南側にキンクロハジロ(2月23日朝)

朝(2月23日)、あられ混じりの強い風にも負けず、キンクロハジロはしきりに潜っていた。元気そのもの。キンクロハジロの雄には後頭部にポニーテールがあり、雌にはないそうだから、この個体は雄のようだ。

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ボート乗り場の南側にダイサギとアオサギ(2月23日午後)

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ボート乗り場の南側にもう1羽のダイサギ(2月23日午後)

今日(2月23日)は朝から雪が降り、ときどき強い風が巻いている。午後、ボート乗り場の南側の岸辺にダイサギ4羽とアオサギ1羽、水中にダイサギ1羽がいた。公園でこの数のサギを一度に見るのは初めてである。アオサギといつも一緒にいるダイサギは水中にいる1羽かな?

ダイサギもアオサギも雄と雌の区別がつかない。

ココも雄か雌か分からなかった。ココはこの弘前公園で生まれ、お父さんとお母さんに一生懸命育ててもらったのかもしれない。