弘前へようこそ
肌寒い朝。気温は約12℃。白鳥はカルガモたちと朝食後、ゆっくり水を飲んだり藻を食べたりしていた。とても気持ちよさそうである。
午後、植物園側のいつもの場所にいた。眠っているかと思ったが、実はせわしく羽根づくろいをしていた。右側から遺構復元工事の音がうるさく響いている。土曜日でも関係ないみたい。たくさんの名前を持つ白鳥がこの環境に疲れないといいけれど。
数日前から、西濠に1羽だけ違うカモがいる。インターネットで調べたら、ヒドリガモの雌のようだ。越冬のために北からやってきたのだろう。弘前へようこそ。
朝、杉の大橋の植物園側に親カイツブリと子供2羽がいた。今朝も寒いからか、2羽は親にくっついている。石橋から遠いところにもう一方の親と子供2羽がいた(写真を撮ったがピンボケ)。午後、ご一家は杉の大橋の両側に分かれていた。博物館側に親と1羽。この親はトンボを捕って食べた。親カイツブリがエネルギーに満ちているのは、何でも食べるからかもしれない。植物園側にもう一方の親と3羽。このうち1羽の子供が橋を通過して博物館側にやってきて、トンボを食べた親から餌をもらっていた。子供に自主性が生まれているように感じる。